不動産 売却 成年後見人
今回の事例は・・・
成年被後見人(不動産所有者)の
ご自宅売却について
成年後見人(代理人)であるNPO法人よりご紹介
不動産の所有者は90代の女性
現在、老人施設に入居中
この先の生活費用等を踏まえると
自宅を売却して資金の用意が必要
売却のご相談をいただいたご自宅は
数年間空き家となっている
6SLDK+駐車場3台&庭付き角地
当時80代の所有者が、
息子さんご家族と同居するために建てられた『思いの詰まった注文住宅』
しばらく同居されていたそうですが・・・
数年後、息子さんが離婚・・・
ご本人は高齢のため生活が不自由になり、老人施設へ
誰もいなくなった大きな家
新築から11年で売り出すことに・・・
■査定のため調査■
数年間空き家ということでしたが、
一部室内にお荷物はあるものの
室内はとてもキレイな状態
水回りなど確認すると・・・
同居期間が短かったであろうことが分かりました
残置物の処理は専門業者へ手配
ご依頼のお宅は住宅街にあり、
東南角地のため日当たり良好
間取りや土地・建物面積
室内の状況や近隣の取引事例を考慮し、
強気な販売価格で売り出しスタート
戸建て2軒分ほどのお宅
最初の1ヶ月は5組ほどのご案内でしたが
即決ならず。
2か月目を過ぎた頃
朝一番でお電話が・・・
『どうしてもこの家に住みたい』
『他の人に取られたくない!』
と、かなり前向きな方からお問合せ。
その日に内見され、
・・・即決
事務所に戻り購入申込書
その場で住宅ローンの事前審査もご記入
サラリーマンの方で直近の源泉徴収票、ご印鑑もご用意済み
成年後見人であるNPOの担当の方へも状況をご説明
事前審査を金融機関へ提出後、
↓
2日ほどで無事、審査承認
↓
その週の週末にはご契約!
購入者様は車2台にバイクをお持ち
最近お子様が生まれ、奥様が広い家に憧れていたとのこと。『贅沢かなぁ』とお問合せを躊躇されていたそうですが、それを聞いたご主人からのお問合せでした。
所有者の方は近頃、認知症が発症。不動産の状況などは理解されていないご様子とのことでした。自宅が売却されたことにより、息子さんも費用の心配がなくなったと安堵されていたとのことです。
空き家問題は
これからも大きな社会問題です。
人が減り、空き家が増え、需要と供給のバランスが崩れれば、不動産の価格は数百万円単位で大きな影響を受ける場合があります。
少しずつ、売れるエリアと売れるのに時間がかかる。または売れ残っているエリアが広がっています。
気になる方は、みろく不動産までお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。