『屋根が壊れていますよ。』は、ご注意を!
独立行政法人センター
国民生活センターによると・・・
訪問販売によるリフォーム工事で下記、
相談に内容が寄せられているようです。
「契約をせかされて不要なリフォーム工事をした」
「早急に工事をしないと危険」
この2点がリフォーム工事に関するトラブル!
突然、訪問してきてリフォーム工事の契約を迫る『訪問販売』のケースと、点検業者を名乗り『早急に工事しないと危険』などと危機感を煽ることで契約を迫る『点検商法』のケース。
≪最近の事例≫
①『近所で工事をしているのであいさつに来た』
と飛び込み訪問。
千円で直してあげると
言われたため、修理依頼。
↓
作業が終わると・・・
屋根全体の工事が必要とのことで、このままにしておくと雨漏れすると言われ、数十万円の修繕工事をその場で契約した。
②『台風の被害調査でドローン点検を行っている』
写真を見せられ瓦が割れているから、
工事が必要。
台風による被害だと火災保険が利用できる、申請は全てサポートすると言われ、申請代行の契約を結んだ。契約書をあとで見てみると、「損害保険金の申請費用として35%手数料を支払う。」と書いてあることに気づいた。
③『近所で別の工事をしている』
屋根がめくれいるので見えたので、点検してあげる。
点検後、写真を見せられ・・・
雨漏れがする恐れがあるから事前に直しましょうと、約30万円の修繕工事の契約を結んだ。
トラブルを避けるために必要な姿勢4つ!
1.突然訪問(飛び込み)
営業してくる業者を疑う。
□インターホンに反応しない(居留守)
□玄関ドアを開けない(取り合わない)
2.絶対に、
屋根の上に登らせない・点検させない。
・点検箇所をわざと壊して、写真を見せてくる。
・別のお宅の壊れた写真を見せられる。
誰しも、自分の家が壊れているなどと言われると、不安になり心配してしまいます。
3.その場で、
申し込みや契約をしない。
□モニター価格・キャンペーン価格とお得感を伝えてくる。
安いと思ってしまっても、まずは家族や知人に相談しましょう。または後日、相談した上でこちらから連絡することを伝えましょう。
4.必ず、
相見積もりを他社から取得する。
□その金額は正しいのか?
1社の見積もりだけでは、高いか安いか分からないですね。
街の業者さんにも相見積もりをお願いしてみましょう。(比較検討)
怪しい業者を退散させる・・・
『撃退フレーズ』
●家族に同業者がいる。
●保険代理店と相談します。
※相手の名刺は必ずもらいましょう!
※余計なことは言わない・話さない!
ブログをご覧いただいた方は、被害に遭わないことを願いますが・・・ ご家族やご友人、お知り合いなども方。 戸建てにお住まいでお一人暮らしの方がいらっしゃれば、『最近こういう事例があるから気を付けてね。』とお声掛けていただければと思います。
飛び込み営業されている方をすべて警戒する必要はないかと思いますが、その日・その場で、ご決断をされないように一旦、時間をおいて考えてみましょう!
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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