兄弟 相続不動産 売却
千葉県外にお住まいの次男さんより
弟が亡くなり、弟が住んでいた不動産を処分したいとご相談をいただきました。
住宅街にある一軒家のお宅
室内外を確認に現地にお伺いしました。
室内は弟さんがお住まいになっていたお荷物と、
ご両親も亡くなる前にお住まいだったこともあり、
お部屋の中は生活していた状況が分かる状態。
50代単身の弟さん
回覧板が回って来ないことを不審に思った
ご近所さんから警察へ連絡
次男さんにもご連絡があり、
室内で帰らぬ人となっていたそうです。
三男さんは結婚歴はなく、独身。
実家は三男さんが相続しており、
今回の相続人は長男・次男のお二人
三男さんと長男は仲がよくないため、
『すべて次男に相続したい』と遺言がありました。
次男さんの気持ちは・・・
長男には遺言書のことは伝えていない
親も弟もいない兄弟二人。
弟の気持ちだけ受け取り、
不動産を売却したら長男と分けます。
室内の荷物はできる限り自分たちで処分
大きなものや捨てるのに費用が掛かるものは
業者さんへ依頼。
荷物がなくなり、すっきりした室内
日当たりもよく、風通しもよい間取り
告知事項ありでご売却のお手伝いをし、
4組目の方で無事、売買が成立しました。
国土交通省が
「人の死」に関するガイドライン策定する以前のお話し
お取り引きをサポートさせていただき、
感じたことは・・・
●自分に何かあるかもしれない
何かあった場合に誰に、何をお願いするか
意思分かるようにしておくこと。
(エンディングノートや遺言)
お願いできる相手がいない場合、
後見人を考える必要も。
●近隣や地域の方との交流
時代もあるのかもしれませんが、今は近所の方との交流が薄れてきていることが多いかと思います。(ご挨拶だけでもお互いのことを知るきっかけになれば)
●相続人
複雑な場合やお気持ちを伝える上で、遺言は必要なバトンだと感じました。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。