住まい購入=住宅ローン編①
マイホーム購入をご検討される方の多くは、住宅ローンをご利用・ご検討されます。
自己資金を出す・出せる・親御さんから援助がある方もいらっしゃれば、物件価格+諸経費+リフォーム費用をまとめて借りる方も多くいらっしゃいます。
コロナの影響により、住まいに対する考え方の変化。
原油・資材高騰など近年で沢山の出来事が起こりました。
不動産市場も相場が大きく変わり、購入したくても高くて手が出せないというご相談も増えています。
今回は・・・
借りれる金額 < 払える金額!
もちろんご自身が。
ご夫婦で。
パートナーで。
いくら借りれるかと言うことは重要です。
ただ、借りれる金額と払える金額は別。
それぞれの生活事情によって支出は異なります。
家賃並みでマイホームが購入できる!!
それなら今より広く、自分のものになる。
と前向きな考えもありますが・・・
所有すると言うことは、賃貸では支払うことのない費用を支払う必要があります。(詳細は別の機会にご紹介します。)
例えば、固定資産税(毎年)
火災・地震保険料(最長5年に1度)
その他に大事なことは・・・所有する不動産の維持管理費!
私はおうち貯金とお客様へお伝えしています。
戸建てであれば、外壁屋根・室内の水回り等は耐用年数があります。
新築でも10年前後にメンテナンスは必要。
(運がよければ給湯器など10年以上、場合によってはもっと頑張って働いてくれますが、壊れてしまったら交換修理や交換が必要です。)
中古住宅であれば、お住まいになって数か月後又は数年後にメンテナンスが必要になる場合もあります。
マンションは基本的に室内のみですが、戸建て同様設備の耐用年数・寿命があります。(築年数等によりますが修繕積立金や管理費が値上がりしていきます。)
メンテナンスを行うには・・・お金が必要。
現金かリフォームローンなど。
予期せぬ出費はできるだけ避けたいものですね。
今回のポイントとしては、住宅ローンを組む際に月々①5,000円または②10,000円。もちろんそれ以下でも『おうち貯金』を考えてみましょう。
①月々5,000円であれば年間60,000円。
=10年間で600,000円
②月々10,000円であれば年間120,000円。
=10年間で1,200,000円
3,000万円のローンを35年、変動金利0,575%で借りた場合。
(金利等の条件はお客様の内容または金融機関によって異なります。)
月々の返済額は78,874円
この金額に+①又は+②
生涯、購入したお住まいに住み続けるという方は別かもしれませんが、ご売却する場合にはメンテナンスしているお住まいは資産価値が上がります。
売りやすくなったり、高く売れる場合があります。
(※近隣相場、市場動向により変動あり)
それだけでなく、安心して長くお住まいになれるということが大切かと思います。
家族構成が変わる場合もあれば、ご病気になったり、お勤め先が変わったりと様々です。そのためには借りれる金額ではなく払える金額。
お探しの条件やエリアを広げる。金融機関はより良い条件で借りる、中古をリフォームして安心してお住まいになる。しばらく賃貸で様子をみる。ずっと賃貸でいいと言う考え方もあります。
気になることはみろく不動産までお気軽にご相談ください。
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