空き家編① 知らぬ間に・・・
空き家になり1年未満のお宅です。
こちらの写真は戸建て住宅の玄関内。
木がボロボロになっているのは分かりますか?
私がお邪魔する際につま先でぶつけてしまった訳ではございませんっ!
この場所は、上がり框(かまち)と言われ玄関と土間において〈内と外〉を分ける段差に
取り付けられた横木の部分です。
人の出入りで摩擦も多い場所のため、ヒノキやケヤキなどのかたい木材が使用されることが
多い部分。
●被害は端から中央付近まで。
●被害状況は、人差し指の第二関節あたりまで指が入ってしまいます。
●犯人は逃走中?のようですが・・・シロアリです。
(シロアリの寿命は働きアリや兵隊は5年前後。女王アリは10~20年近くにも
なるようです。長期放置すると被害は拡大しそうですね。)
こちらの場所は柏市内の住宅地!
すぐ隣には戸建てがあり、土地が低いエリアでもありません。
(ハザードマップ該当なしエリア)
ではなぜシロアリ?!
【専門家ではない私が考える点として簡単に2点】
1.基礎がコンクリートではないこと。
簡単にご説明すると、床下の点検口を開けると地面(土)が見える状態です。
2.基礎の高さが低いこと。
簡単にご説明すると、地面と基礎が近く風通しが悪い=湿気がたまりやすい場所。
新築戸建ての場合は、5年間シロアリ保証がありますが、
中古戸建の場合は自己管理しなければいけません。
車のように車検があるわけではないため、ご自身で意識しなければいけません・・・
と言われても月日と共にお家のメンテナンスは忘れてしまいがち。
簡単にできることは!
・庭や物置にシロアリのエサ・・・木材を放置しない。
・ダンボールは原料が木材の場合が多いので屋外に放置しない。
・ウッドデッキやプランターが木製のお宅は、防腐剤を塗布する。
・普段からお住まいを観察する習慣をつける。
何か起こってから業者さんに依頼すると、出費も増えてしまう場合があります。
ホームセンターやネットでスプレー缶なども販売されています。
みろく不動産は、戸建ての査定でお宅にお伺いする際、床下点検口は必ず見させて
いただきます。
床下点検口を塞いでしまった。
どこが点検口か分からない。
荷物が重くて移動できない等。
気になる方はお気軽にご相談ください。
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