春のごちそう「筍」
――成長を願って食べたい、やさしい旬の恵み――
春になると、店先に並びはじめる筍(たけこの)
土の中からまっすぐ伸びる姿に、
なんだか力強さを感じます。
私たちの暮らしの中でも、
筍はただの旬の食材ではなく、
「成長」や「前向きなエネルギー」を
感じさせてくれる存在。
筍は“成長を願う食べ物”???
筍は成長がとても早く、
1日に何十センチも伸びることもあるほど。
そのまっすぐ伸びる姿から、
子どもの健やかな成長、新しいことの始まり
運気の上昇などを願って、昔から食べられてきました。
実はこんなにある、筍の種類!
ひとくちに筍といっても
いくつか種類があります。
●孟宗竹(もうそうちく)
一般的によく見かける、春の代表的な筍。
やわらかく甘みがあるので筍ご飯や煮物よく使われます。
●淡竹(はちく)
あっさりとした味わいで、少し遅い時期に出回ります。
淡い味わいが特徴。お吸い物や和え物など、
筍本来の風味を楽しむシンプルな料理に向いています。
●真竹(まだけ)
シャキッとした食感が特徴で、炒め物や
味噌汁の具材としてよく使われます。
料理のアクセントにも。
種類によって味や食感が違うので、
食べ比べてみるのも楽しいですね。
体にうれしい栄養もたっぷり
筍は見た目の春らしさだけでなく、
体にうれしい栄養も含まれています。
食物繊維:腸内環境を整える
カリウム:余分な塩分を排出し、むくみ対策に
たんぱく質(少量ながら):体づくりをサポート
そしてもうひとつ注目したいのが…
チロシンという成分
筍の切り口に見える白い粒、
あれが「チロシン」というアミノ酸です。
チロシンは、
集中力をサポート
やる気に関わる神経伝達物質の材料
になると言われています。
春は新しい環境や変化も多く、
知らないうちに疲れやすい季節。
そんなときに、
筍を取り入れるのもひとつのやさしい選択です。
少し前向きになれる食卓
筍は下処理が少し手間に感じるかもしれませんが、そのひと手間も、季節を楽しむ時間のひとつ。
春の食卓に取り入れるだけで、
なんだか気持ちまで整う気がします。
今年も筍ごはんに煮物作って
すこしだけ前向きになれるご飯を作りたいと思います。
【参考文献・参考資料】
『からだにおいしい野菜の便利帳』
『和食の教科書』
農林水産省 公式サイト
厚生労働省 e-ヘルスネット
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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